清科研究センターの統計によると、7月の中国合併買収(M&A)市場の取引件数は68件で、公表された取引額の合計は22億400万米ドル(63件)だった。6月に比べ、取引件数は概ね横ばい。3日付中国証券報が伝えた。
7月のM&A市場の取引のうち、VC(ベンチャーキャピタル)・PE(プライベートエクイティ)によるものが7件で、主に電子・光電設備分野などでの取引だった。
分野別に見ると、不動産分野でのM&A件数が際立って多く、金額が公表された取引は6件、取引総額は7億6900万米ドル。金融分野が2位、金額が公表された取引は3件、取引総額は3億7800万米ドル。自動車産業が3位、金額が公表された取引は2件、取引総額は2億4900万米ドル。
「中国証券報」より 2012年8月3日