▽eコマース価格戦争は泥沼状態に
今年上半期のネットショッピング市場で引き起こされた過去最大規模の価格戦争が各界の注目を集めている。新蛋と当当網はそれぞれ3億元を投入し、京東は利益を5億元引き下げて戦い、蘇寧易購と国美のネット商店はそれぞれ販売促進のために20億元を投入し、京東商城は「6・18店慶」と銘打って価格戦争をピークに押し上げた。
同報告によると、今年下半期にはeコマース価格戦争がますます激しくなり、価格戦争の大規模な進展にともなって、相当数のB2C企業が倒産の憂き目を見ることが予想されるという。
同センターの莫岱青アナリストによると、価格戦争は一方ではeコマースの市場シェアを奪い取り、より多くのベンチャー投資を呼び込むものであり、もう一方では短期的に顧客の耐性を高めるものだ。現在とこれからの一定の期間において、価格戦争は引き続きeコマース企業が真っ先に選択する営業販売の手段であり続けるとみられるという。
「人民網日本語版」2012年8月7日