中国商務部が16日発表したデータによると、7月単月の実質外資導入額(FDI)は前年同期比で8.7%減の75億8000万米ドルで、2カ月連続の減少となった。アナリストは、中国の実質外資導入額がすでに2年ぶりの低水準に落ち込んでいるとしている。17日付中国証券報が伝えた。
1―7月の中国の実質外資導入額が666億7000万米ドルで、前年同期比で3.6%減。同期の全国の新設外国投資企業は同12.3%減の13677社だった。
中国商務部の沈丹陽報道官は、欧州債務危機の深刻化、世界経済の回復感が乏しいことなどの外的要因により、下半期の中国貿易情勢はさらに厳しくなり、通年貿易目標達成における圧力が非常に大きいと指摘した。
「中国証券報」より 2012年8月17日