中国の温家宝総理は14―15日、浙江省の杭州市、湖州市、嘉興市などで経済運営状況について実地調査を行った際、中国経済の困難な局面は今後しばらく続くとの見方を示した。16日付中国証券報が伝えた。
温総理は、経済ファンダメンタルズが良いもので、いくつかの分野に望ましい変化が現れており、経済の安定的発展にとって多くの有利な条件があると述べ、中国経済の将来性について自信を示した。
一方で、「景気回復に向けた基礎固めになお時間がかかり、経済の困難な局面は今後しばらく続くだろう」と指摘した。
「中国証券報」より 2012年8月16日