中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が15日公表したデータによると、第2四半期末の中国銀行業不良債権残高が4564億元で、3四半期連続の上昇となった。6月末の不良債権率は3月末と同じ0.9%だった。16日付中国証券報が伝えた。
中国商業銀行の自己資本比率は12.9%で、3月末より0.2ポイント上昇。コア自己資本比率は10.4%で、3月末より0.1ポイント上昇。第2四半期の商業銀行の預貸金利差は2.7%で、第1四半期より0.1ポイント縮小した。
また、上半期の中国銀行業純利益は前年同期比で23.3%増の6616億元だった。
「中国証券報」より 2012年8月16日