中国のＣＯ２排出権取引が本格化へ
中国のＣＯ２排出権取引が本格化へ。 上海市でこのほど、ＣＯ２（二酸化炭素）排出権取引の試験的導入が全面的に始まった…
タグ： 中国ＣＯ２排出権取引
発信時間： 2012-08-20 14:55:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
◆試験的導入の三原則は科学的・適度・一体化
企業はＣＯ２排出権取引の試験的導入の主体である。エネルギー消費総量の設定、排出枠の割当、許可・検査などの試験的な実施においては、科学的で適度、且つ一本化した方法で取り組むべきであり、企業が責任感だけでなく、積極性も持つことで、ＣＯ２取引プラットフォームは安定し、秩序的ある健全な発展を遂げることができる。
上海市の試験的導入方案で、試験的導入を行う主体の範囲の特定においては、多方面から考慮されているという。まず、上海市の排出量削減目標の達成にプラスとなるよう、排出の規模が大きく、ＧＤＰあたりのＣＯ２排出量が多く、或いは成長が速い業種が選ばれた。次に、試験的導入の実現可能性を引き上げるために、過去のデータと企業のエネルギー計測システムの基盤が整備されており、排出元が比較的集中している企業が選ばれた。更には、異なる業種から、適当な数の企業を選び、同時に企業の排出削減コストの差異を考慮することで、市場の流動性と制御性の双方に配慮した。
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