急成長を続ける中国アニメ産業 15年末には1千億元規模に

急成長を続ける中国アニメ産業 15年末には1千億元規模に。

タグ: 中国アニメ産業

発信時間: 2012-08-22 16:19:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国のアニメ・マンガ産業は2015年末には、2010年末の約2倍に当たる1千億元(約1億2500万円)規模に達する見込みだ。中国紙、証券日報が報じた。

中国の国産アニメは1980年代中ごろ、「西遊記」をモチーフとした「大鬧天宮」や黒猫の警官を主人公とした「黒猫警長」が人気を集めたが、その後は「トランスフォーマー」や「聖闘士星矢」など海外アニメに押され、鳴りをひそめた。

しかし21世紀に入り、勢いを再び盛り返しつつある。その最も典型的な例が「喜羊羊与灰太郎」(シーヤンヤンとフイタイラン)で、2000年代生まれにとっては幼少期を象徴するアイコンとなっている。

中国政府でテレビ・ラジオ・映画の内容を監督する「国家広播電影電視総局(広電総局)」の統計によると、国産アニメの制作分数は、2004年は2万2千分足らずだったのが、2010年には約10倍の22万分に成長。中国文化部の統計では、同年の産業規模は前年比27.9%増の470億4千万元(約5877億円)に達し、付加価値も年平均成長率が数年連続で20%を超えた。さらに2011年には、産業規模が前年比32.04%増の621億7200万元(約7767億円)、うち移動端末やインターネット、デジタルテレビ、タッチパネルなどニューメディアを用いたアニメが全体の8%に当たる35億3400万元(約441億円)となり、主力アニメ製品の輸出額も7億1400万元(約89億円)に達した。

業界内の関連データによると、2015年末には、産業規模が2010年同期の2倍に当たる1千億元(約1億2500万円)に達し、現代アニメ・マンガ関連産業の枠組みがほぼ出来上がるという。

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