国家統計局は21日に報告書を発表し、2003年から2011年までの中国の貨物貿易は年平均21.7%伸びてきたことを明らかにした。
また、2011年の貨物貿易総額は世界2位となり、3年連続で、世界最大の輸出国と2番目の輸入国になっていることも分かった。
この報告書によると、輸出入の品目構造も改善され、貿易の均衡化が推進されている。貿易黒字額では2008年の2981億ドルという最高記録から徐々に減り、貿易差額の輸出入総額における割合も、2002年は10.1%だったが、2011年には4.3%にまで下がった。
この報告書はさらに、中国の対外開放はこれまでの輸出と外資導入を中心にするという状況が、輸出と輸入、それに外資導入と対外投資を両立させるという新しい状況にに変わってきており、これに合わせて、より積極的な戦略を実施し、制度やメカニズムの健全化を図ることを強調した。
「中国国際放送局日本語版」 2012年8月22日