中国国務院の温家宝総理が22日主宰した国務院常務会議で、行政審査制度を大幅に緩和することが決定された。広東省における行政審査制度改革試行の先行実施も許可された。23日付中国証券報が伝えた。
行政審査の簡素化、規範化を図るため、314項目の行政審査関連の規定を撤廃・改正することになる。ここ10年間に、国務院は全体の6割に相当する2497項目の行政審査関連規定を撤廃・改正し、行政審査制度の緩和に取り組んできた。
今回の行政審査制度の緩和は、主に投資と社会事業関連のもので、中でも小企業・零細企業、民間投資関連のものが多く占められた。