中国物流・調達連合会が1日に発表したデータによると、今年8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.2%で、前月比0.9%低下した。PMIが景況の改善と悪化のボーダーラインとなる50%を割り込んだのは、昨年11月以来のことだ。「新京報」が伝えた。
PMIはマクロ経済情勢をみる先行指数として国際的によく用いられているもので、50%を上回れば製造業経済が拡大傾向にあること、50%を下回れば縮小傾向にあることを示す。
PMIは過去3カ月間連続で低下したが、低下幅は月を追って小さくなっていた。ところが今月は50%を割り込み、低下幅は0.9%に拡大した。前回50%を割り込んだのは昨年11月のことで、その翌月からは再び50%を超えていた。