PMIを構成する各項目の指数をみると、生産高指数が50%を上回った以外、他の指数は50%以下だった。新規受注指数は0.3%低下して48.7%となり、生産高指数は0.9%低下の50.9%、新規受注指数(輸出のみ)は前月並みの46.6%、輸入指数は2%上昇の47%、購買数量指数は2%上昇の48.8%だった。
国務院(政府)発展研究センターの張立群研究員の分析によると、「安定的成長」を方向性とする政策の効果が多方面で現れるようになり、8月の輸出の新規受注指数の動きから、今後は輸出の伸びが回復する見込みであることがうかがえる。その影響により、企業の半年以上に及んだ在庫減らしが終わり、製造業全体の生産水準が緩やかに回復し、経済成長ペースの回復傾向が終了することが予想されるという。
「人民網日本語版」2012年9月3日