香港上海銀行(HSBC)が20日発表したデータによると、9月のHSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は47.8で、8月確報値の47.6から小幅に上昇した。これで、HSBC中国製造業PMIは11カ月連続で景況感の改善と悪化の分岐点である50を下回った。21日付中国証券報が伝えた。
在庫調整圧力を受け、9月の製造業生産高指数の速報値は8月の48.2から47.0に低下し、10カ月ぶりの低水準となった。HSBC中国の屈宏斌チーフエコノミストは、中国政府による景気対策が需要の増加につながり、その効果は第4四半期に現れ始めるだろうとしている。
「中国証券報」より 2012年9月21日