中日間の貿易は一つ重要な特徴があります。日本から大量の原材料、例えば、高精密の鉄板、車の部品及び各種機械などを輸入し、中国の一部の部品と一緒に組み立てて、中国で製品にします。出来上がった製品は一部日本に戻しますが、大部分はその他の国に輸出します。そうした輸出も間接的に日本の輸出と言えるわけです。このように、両国の貿易関係はとても緊密です。もし本当に関係が悪化する場合、日本への影響はもちろんより大きいです。
現在、日本メーカーの製品をボイコットする行為が広まっています。このことについて、外交学院の江瑞平副院長は自分の考えを語りました。「日本系製品ボイコットの結果は、すでに現れています。1月から7月まで、中国側の統計では、日本の対中輸出は5%から6%のマイナス成長となりました。つまり、日本の対中輸出はすでに減少しています。現在、日本国内の経済情勢が非常に良くないので、経済の回復を主に輸出に頼っています。中国はすでに日本最大の輸出市場です。釣魚島のいわゆる『国有化』にしたがって、政治の対立は日本の対中輸出の更なる減少を招き、日本経済の回復にとても大きな衝撃と影響をもたらします。