◆専門家の意見
対外経済貿易大学祥祺贅沢品研究センターの研究員の王菲氏は、「知名度の高い高級ブランドほど、景気低迷に対する対応力が高い。経済の先行きに対する予想が、贅沢品販売に与える影響が最も大きい。季節的な要因による影響は小さい」と指摘した。
25-40歳の若い世代による贅沢品消費行為が成熟化に向かっている。王氏は、「彼らは海外滞在および高級品消費の経験を持っており、新しいものを受け入れやすいため、成熟した消費者となっている」と分析した。
アナリストは、「中国経済の成長率が低下する中、衝動的で、他者に対する見せびらかしを目的とする贅沢品消費は、ある程度抑制される。個性的かつ文化的で、永久の価値観を持ち、時代と共に進むことのできるブランドのみが、中国の高所得層から支持される」と述べた。
「人民網日本語版」2012年9月28日