(1)米国の諜報機関はイスラエルと協力し、イランに対する「不名誉な」軍事行動を発動し、予期しない結果をもたらした。イランの核施設を標的としたウイルス「スタックスネット」や、マルウェア「フレーム」「ガウス」の共同開発などだ。
(2)2007年、イスラエル空軍が当時核関連施設と疑われていたシリアのある施設への空爆に成功したが、翌年、あるアメリカのチップ会社がシリアに提供したレーダー防衛装備の中に、遠隔操作によってシリアの監視レーダーを停止させる「キルスイッチ」があったことが分かった。
第三に、中国が世界に認められるには長い時間がかかる。欧米の企業は1960-70年代にはすでに大規模な海外進出を行っていた。彼らは今でこそグローバル化に成功しているものの、海外進出の過程では様々な困難にぶつかった。彼らがまだ攻略に成功していない市場もある。例えばインドには最近ウォルマートが進出したが、インド全国で数千万人が参入に反対する抗議デモを行った。中国企業は今やっと世界に向けて一歩を踏み出したばかりだ。華為は最も成功している企業の1つだろう。中国はこれまでずっと西側メディアに「不透明な国」というイメージを作られ、様々なマイナスのレッテルを貼られてきた。中国から海外進出した企業ももちろん様々なレッテルを貼られるし、攻撃の対象になりやすい。
「人民網日本語版」2012年10月15日