日本経済新聞の報道によると、同3社は2011年の震災による影響から立ち直るため、野心あふれる計画を策定し、2012年の中国での販売台数を10-20%増とする目標を立てていた。日産は135万台、トヨタは100万台、ホンダは75万台を目標としていたが、9月末時点では、目標の63-70%しか達成されていない。
高木証券のアナリストは、「中国の消費者は日本車の購入を避けている。中日両国の釣魚島問題が解決されず、日本自動車メーカーがマイナス影響に迅速に対応できなかった場合、各社の利益は長期的に低下するだろう」と分析した。
世界最大の自動車業界コンサルティング会社「IHSAutomotive」は、日本自動車メーカーが9月から中国工場の操業を停止する等しており、少なくとも1万4000台が減産されたと見積もった。これらの日本車の平均価格を1万8000ドルとするならば、減産により日本各社が被った損失額は約2億5000万ドルに達する。