第4四半期に入って以来、多くの地方政府が次々と投資計画を発表しており、中でも鉄道建設関連の投資が注目を集めている。中国鉄道部が管理権限を徐々に地方政府に移譲していることを受け、鉄道建設に対する投資が第4四半期に伸びることが期待できる。18日付中国証券報が伝えた。
10月16日、湖南省岳陽市で開かれた鉄道建設に関する座談会で、国務委員兼国務院秘書長の馬凱氏は、2012年の鉄道投資建設計画が確実に達成されることを目指すと強調した。2012年、中国の鉄道関連の固定資産投資総額の目標は6300億元、そのうち基盤施設整備向け投資額は5160億元となっている。したがって、投資計画額と投資完成額に基づいて計算すると、第4四半期の鉄道関連の固定資産投資総額は2858億5000万元に、そのうち基盤施設整備向け投資額は2239億5000万元に達することになる。
「中国証券報」より 2012年10月19日