「低床車両は車両の軌道面から車両の底までの高さが400mmを超えない軽量軌道車両を指す」と、中国北車長春軌道客車株式公司の李景義副社長は説明する。従来の軌道交通車両と比べ、100%低床軽量軌道車両は「レール上を走る大型バス」と呼ぶことができ、コストやエネルギーの節約、乗客にとって便利などの長所があり、特に高齢者、子ども、障害者の乗り降りに便利だ。
低床軽量車両は1984年に世界で初めて登場し、すでに世界30カ国・地域余りの140余りの都市で使用されている。中国初の100%低床軽量軌道車両が登場するまで、この技術は欧州企業のみが掌握し、製造費も高額だった。