ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が15日発表した報告書「ゴールド・デマンド・トレンド」によると、中国の金需要は2012年第3四半期に引き続き減少し、8%減の176.8トンとなった。新華社が伝えた。
同報告書によると、中国の金製装飾品の需要は引き続き減少し、6%減の123.8トンとなった。貨幣に換算すると、中国の金需要は9%減の418億元(約5435億円)となった。これは四半期平均価格が低価格であったためだ。金製装飾品の類別を見ると、18金の装飾品の需要減が最も著しく、24金の減少は小幅だった。
同報告書によると、第3四半期の金投資需要は12%減の53トン(価値にして179億元=約2327億円)となったが、過去5年間の同四半期の平均需要を19%上回った。金価格が第3四半期の最後の数週間に上昇したことから、投資需要にも回復の兆しが見え始めている。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月17日