2012・第7回「中国人作家印税ランキング・外国人作家印税ランキング」がこのほど発表された。外国人作家印税ランキングでは、日本人作家が飛び抜けた人気をみせ、上位15人中、5人を占めた。四川紙「華西都市報」が伝えた。
今年のノーベル文学賞候補として注目された村上春樹氏は、受賞を逃したのみか、中国での人気ぶりも若干下火になった。昨年の印税額は620万元(約8069万円)だったが、今年は300万元(約3900万円)で5位。つづく6位に日本の「ミステリーの大御所」東野圭吾氏。また黒柳徹子氏の「窓際のトットちゃん」は8位にランクインした。10位の稲盛和夫氏のほか、「アジアイラストレーターの女王」たかぎなおこ氏は、心温まるイラスト&エッセー「はじめてだったころ」で12位に入った。
外国人作家ランキングには今年、初めて韓国人作家・金蘭都(キム・ナンド)氏も登場。若者、とりわけ大学生の青春での成長を励ましたベストセラーエッセー「痛いから青春だ」は中国での出版後、読者から人気を集めている。
「人民網日本語版」2012年12月1日