トヨタ、日産、ホンダは、コスト削減の重要な手段として、部品の現地化率を高めている。東風日産、広汽トヨタ等の現地化率は70%を上回る。以下、各日系合弁会社の現地化の程度を見ていこう。
東風日産:現地化率90%
公式資料によると、花都区の東風日産エンジン工場は2006年に竣工・稼働開始しており、1.6L/2.0Lエンジンが現地化を実現した。2011年にはエンジンの年産が60万台に達する鄭州工場も着工し、キャシュカイやエクストレイルにHR・QRエンジンを供給する。動力システムのもう一つの中核部品である無段変速機(CVT)もまた、2009年より広州で現地化を実現した。