東風ホンダ・広汽ホンダ:国産化率60%
日産やトヨタと同じく、ホンダの合弁会社も設立当初から、現地化率を高める戦略を策定していた。シビック、CR-V、アコード、オデッセイ等は中国生産を開始した当初より、各部品の現地化率が60%以上に達していた。ホンダの中国合弁会社の現地化率は、全体的に日産やトヨタを上回っている。
ホンダはその他の自動車メーカーとは異なる経営を行なっており、先に部品工場を建設してから合弁完成車メーカーを設立しているため、高い現地化率を誇る。2009年前のトヨタと同様、ホンダはサプライヤーと緊密な関係を維持している。サプライヤーの利益を保証するため、ホンダは近年コスト増に苦しんでおり、日産やトヨタとの差を間接的に拡大している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年11月30日