中国物流購入連合会と国家統計局サービス業調査センターが1日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比0.4ポイント上昇の50.6%となった。ここ3カ月落ち着いて小幅に上昇しており、景気の底打ちが一段と確かなものになり、緩やかな回復基調にあることが明確に示された。中国物流購入連合会の担当者によると新規受注指数、輸出向け受注指数、受注残指数は多かれ少なかれ上昇、完成品在庫指数、購買品在庫指数も小幅に上昇し、在庫補充への転換が始まっており、工業生産水準は上昇を続ける見通しだ。購買価格指数は反落しており、市場の信頼がまだ十分に安定せず、景気回復が力強さを欠いていることの反映と見られる。
「人民網日本語版」2012年12月2日