リグ氏によると、来春には日銀総裁と副総裁2人が交代する。安倍政権が誕生すれば日銀は金融緩和に積極的な「ハト派」に傾く可能性がある。そうなれば日銀は外債購入という量的緩和の新領域に踏み出す可能性が高いという。その結果、日本国債の利回りが2%に上昇することもあり得るとリグ氏は予測する。弱気筋が予測する6~7%にはほど遠いが、日本国債を売り持ちにしている投資家が巨額の利益を得るには十分だ。
大手グローバルマクロファンドのあるポートフォリオマネジャーは「日本はもはや『なぜ日本売りに賭けるのか』ではなく、『なぜ賭けないのか』と問うような状況になっている」と言う。日本国債に対するプットを買うコストはごくわずかで、リターンの上振れ余地は膨大だ。
それでもやはり、日本売りが長期の取引になり、そして不確実性が散りばめられた取引であるかもしれない。
里格认为,由于日本央行明年初将更换行长及两名副行长,安倍任内可能会产生一个长期偏鸽派的日本央行,它很可能会采取通过购买外国债券来实行量化宽松的全新举措。
里格预计,这种变化可将日本国债收益率推高到2%,虽然距日本崩溃论者预计的6%到7%还很远,但足以令做空者大赚一笔了。
一位大型全球宏观投资机构的投资组合经理表示:“日本目前的形势是:问题已不再是‘为什么要做空日本?’,而是‘为什么不做空?’。”买入日本国债看跌期权的成本可以忽略不计,潜在回报却是巨大的。
不过,这一交易最终可能会是一场“持久战”,而且充满不确定性。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月3日