米投資ファンドのベインキャピタルはここ数日に発表した「中国贅沢品市場研究報告書」の中で、ユーロ安および海外旅行ブームの刺激を受け、中国人消費者は世界最大の贅沢品消費群になっており、世界の25%の贅沢品を購入していると指摘した。新華社が伝えた。
同報告書によると、中国本土の2012年の贅沢品消費額は7%の小幅増となったが、中国人消費者の海外贅沢品消費額は31%増となった。中国人消費者の贅沢品の60%は、海外で購入したものだ。中国贅沢品市場の規模はすでに日本を超え、世界2位となった。米国は現在、贅沢品市場規模が世界一の国となっている。2013年には不確定要素が存在するが、中国贅沢品市場は高成長が期待できる。ベインキャピタルの大口消費・小売・贅沢品部の担当者は、「中国市場の重要性が高まっている。各贅沢品ブランドは、中国人消費者の特殊なニーズに基づき、商品供給・デザインを調整する必要がある」と語った。
「人民網日本語版」2012年12月22日