2012年第1―3四半期、 中国商務部が12月26日発表したデータによると、2012年に入ってから、中国の対外貿易のモデルチェンジ・グレードアップが一定の成果をあげていることが分かる。2012年第1―3四半期、中国の輸出は他の主要経済国を上回る成長を遂げており、世界の貿易に占めるシェアは2011年より0.6ポイント拡大し、11.1%となった。
具体的に見ると、2012年以降、中国の輸出商品構造の合理化が進んでいる。「高エネルギー消費・高汚染及び資源関連製品」の輸出が減少し、商品構造がプラスの方向に変化している。2012年1―10月、資本財の輸出が全体に占める割合は30.2%で、化石燃料、非鉄金属、非金属鉱物、鉄鋼製品、化学工業製品の5大分野39種類の「高エネルギー消費・高汚染及び資源関連製品」の輸出量は、前年同期比5.0%減の9603万トン、輸出額は同7.3%減の892億米ドルだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年12月27日