2013年、世界経済の発展環境はある程度改善される可能性があるものの、弱含みの展開が根本的な変化を見せることは難しいだろう。主要経済国の対外貿易の伸びがいずれも鈍化あるいはマイナス成長している状況の中、2013年の中国の輸出成長率は2012年に比べ、やや回復するものの、大幅な上昇は難しく、過去10年間の平均成長率には遠く及ばないと見られている。28日付中国証券報が伝えた。
2013年の世界の経済情勢は依然、先行きが予測できないことが多いが、一部にはプラスの変化も現れている。欧州は債務危機の影響緩和に向けての方策を絶えず模索しており、米国経済の再工業化戦略の効果が奏功し始め、各国も財政や金融面の刺激策を推し進めている。2013年、米国・欧州・日本などの主要経済国が相次いで量的緩和策を推進し、経済回復が促進されるにつれ、新興経済国もまた、積極的な政策によって穏やかな回復を遂げる見通しだ。