最近大型株が久々に全面高になったことを受け、香港証券取引所で発行された上海・深セン市場の株式指数に連動する滬深300ETFを対象原資産とするワラントに、大きな資金流入が見られた。28日付中国証券報が伝えた。
同ワラントを発行する仏BNPパリバは、「2種類の実物A株ETFの人民元建てワラントを追跡調査したところ、先週の取引開始から、いずれも資金流入が見られた」と発表した。このうち華夏滬深300A株ワラント(初の人民元建て)は、上場以降の3営業日だけで100億元以上が流入した。もう一つの南方A50中国−R人民元建てワラントは、上場以降2営業で約50億元が流入した。
「中国証券報」より 2012年12月28日