予想8:金融政策
中央銀行が下半期に金利引き上げか
2013年の金融政策のテーマについて、中央経済工作会議は明確に次の課題を示した。穏健な金融政策を継続実施し、逆周期的な調節および構造調整推進の作用を十分に発揮する。
中国銀行国際金融研究所のアナリストは、「新たな一年の穏健的な金融政策の大きな方向性には変化がない。中央銀行の2013年の金融政策は2012年よりやや緩和され、外貨為替資金残高の増減に応じ預金準備率を1−2回調整する」と予想した。銀行の信用貸付が社会融資全体に占める比率が低下を続けるに伴い、商業銀行の預金・貸出金利の調整による経済調整の作用も弱まるため、商業銀行が預金・貸出金利の大幅な調整を行うことはない。