中国台湾のビジネス誌『天下雑誌』はこのほど、「2013年はより良い年になるか?」という記事を掲載した。シティバンクの畢家瑞副董事長は、「今回の景気循環は、2017年になり新たな均衡に達するだろう」と指摘した。アジア各国はモデルチェンジの最中で、今後の基礎固めを行なっている。日本の主力産業は、自動車や家電といった完成品から、技術力のより高い中間製品(カーボンファイバー、化学、医療、光学機器等)に移っている。
米中両国もまた、財政・産業構造を調整中だ。変動を続ける唯一の地区は、ユーロ圏だ。世界の重心は現在、アジアに向かい急速に移動している。世界の生産・貿易・消費がアジアに集約され、人材・資金・投資もこれに伴いアジアに流入する。2020年には、世界の半数の中産階級がアジア人になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月8日