外国メディアの報道によると、トヨタ自動車のある幹部が、トヨタ及び中国合弁会社2社の12月期中国市場販売台数が9万台に近い数値となったと発表した。昨年同期の10.8万台から17%程度減少したものの、その下げ幅はこれまでの3カ月間より縮小している。
この幹部によると、トヨタは中日間の領土紛争により中国市場で日本車が陥った販売危機の影響から完全に抜け出していないものの、12月の中国市場販売状況は「意外な粘り強さ」を見せているという。
また、トヨタ4S店では昨年9月に発生した日中間の領土紛争以前の水準に回復しつつある。 トヨタ自動車が打ち出した割引やその他のキャンペーンセールも販売台数回復に一役買っているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月7日