中国海関(税関)総署の報道官、総合統計司司長の鄭躍声氏はこのほど、2012年の輸出入等の関連情報を発表した。中国の2012年の対EU、対日貿易額が減少し、このうち中日二国間貿易額は3.9%減の3294億5000万ドルとなった。日本は中国第5位の貿易先に順位を落とした。鄭氏の発言内容は下記の通り。
香港は2012年に日本に代わり、中国本土の第4位の貿易先となった。中国本土・香港の貿易総額は20.5%増の3414億9000万ドルに達し、中国の海外貿易総額の8.8%を占めた。中国第5位の貿易先である日本と中国の貿易総額は3.9%減の3294億5000万ドルとなり、中国の海外貿易総額の8.5%を占めた。また中国とロシアの貿易総額は11.2%増の881億6000万ドルに、中国とブラジルの貿易総額は1.8%増の857億2000万ドルになった。
2012年に中欧・中日貿易額が減少を始めた根本的な原因は、EUおよび日本の深刻な景気低迷であり、二国間貿易の発展に影響が生じた。