2012年の中日貿易額は3.9%減となった。これは日本国内の景気低迷、自国の経済問題による影響だ。釣魚島の領土問題もまた、両国間の貿易の健全な発展に対して、一定のマイナス影響をもたらした。特に昨年9月、日本による島の買い取りという茶番が起きると、国内企業の経営リスクが高まった。企業は契約違反、貨物の返送等の状況に直面した。
日本は2012年に、中国第5位の貿易先に順位を落とした。中国の対日輸出額は2.3%しか増加せず、日本からの輸入額は8.6%減少した。これは「島の買い取り」という茶番と関連している。この茶番が中日二国間貿易にどの程度の損失をもたらしたか、今年の中日二国間貿易にどの程度の影響が生じるかについて、今後の経過を見守っていく必要がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月11日