日本と言うのはつくづく不思議な国だ。
日本経済が低迷しているときは常に円が上昇し、円の価値が下がると日本経済が良くなるのだから。
長い間、日本円は上昇し続けてきた。安倍晋三氏の新政府もデフレと円の高止まりが日本経済の発展を阻む問題であることを認識している。
では、現在の経済低迷や膨らんだ債務に対する解決策として、いったい何が考えられるのだろうか。
円安
外交学院東アジア研究センターの副研究員で、早稲田大学アジア太平洋研究科の苗吉博士は、「現在の日本は内需不振だ。だから投資の拡大と輸出の拡大で、日本経済を刺激させることができる」とコメントしている。 中国社会科学院世界経済政治研究所・国際貿易研究室の倪月菊研究員は、「安倍政府が経済刺激策として実行できるのは通貨の量的緩和政策だけだ。円安にすることで輸出を増加させ、国内実体経済の成長につなげたいのだ」と述べる。