▽PM2.5の衝撃
北京環境保護モニタリングセンターが今月11日に発表した大気の質の日報によると、市内35カ所のモニタリング地点のうち、北部の延慶県と北西部の八達嶺を除く33カ所で6級レベルの深刻な汚染あるいは5級レベルの重大な汚染が出現し、発表されたPM2.5の観測表は社会に衝撃を与えた。
全国の都市の大気モニタリングの結果をリアルタイムで発表するプラットフォームのデータによると、華北地域にある北京市、天津市、河北省、東北3省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)、中部地域にある陝西省、河南省、湖北省、湖南省、安徽省、東部沿海地域にある一部の都市で重大な汚染、あるいは深刻な汚染が出現し、汚染を示す茶色の点が並ぶ「汚染ベルト」が東北から中部まで国内のかなりの地域を覆い、中でも特に茶色の点が集中するのは北京、天津、河北だという。