12月も減少幅は大きかった。トヨタの販売台数は6万3300台で同19.2%減少した。11月は同22%減少、10月は同44%減少、9月は同約50%減少した。またニッサンの12月の新車販売台数は同24%減少して約9万4千台にとどまった。
蘇常務副理事長によると、日系車の中国での販売台数は緩和としか形容できず、回復にはまだ相当の距離があるという。
また蘇常務副理事長は、「現在の状況から考えて、釣魚島問題はまだ終わっておらず、中日両国の関係はなお緊迫している。またより緊迫した情勢として、日系車が大きな業績を上げるのが難しいということがある。なぜなら(日系メーカーが直面するのが)国民の自発的なボイコットだからだ」と話す。