若年の不動産購入者のほとんどが「パパママ銀行」から費用を引き出していることは間違いない。09年に上海市で行われた住房公積金(社会保障対策としての住宅積立金)に関する調査によると、若年の不動産購入者の62.27%が購入に際して両親からの資金援助を受けたと答えており、両親が頭金を支払うケースも少なくない。別の調査でもこうした事実を裏付ける結果が出ている。
有り金をはたいて買った家が人をより幸せにするとは限らない。光大銀行の報告でも、若年の不動産購入者の67.3%が「負担が重く、生活レベルが下がった」と答えており、これが若年の不動産購入者の一般的な感じ方だといえる。また58%が「不動産についてあれこれ悩むことが増えた」とし、56.4%が「心理的な圧力が大きく、仕事に振り向けるエネルギーが減ってしまった」と答えている。
「人民網日本語版」2013年1月22日