一方、北京市の2012年のGDP成長率は前年比7.7%増、上海市は同7.5%増で、全国水準よりも低い成長率となった。GDP総量で見ると、江蘇省が5兆4000億元で他の11の地域を圧倒的に上回り、トップに立った。
GDP総量2011年を超える地域がほとんど
統計から、多くの地域でGDP総量が飛躍的に増加し、新たな成長段階にあることが分かる。中でも雲南省の2012年のGDP総量は1兆309億8000万元に上り、初めて1兆元の大台を突破、2012年に「GDP1兆元クラブ」に加わった唯一の地域となった。また、江蘇省のGDP総量は5兆4000億元に達し、広東省を超え、中国でGDP総量が最も大きい地域になる可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月23日