オークション参加希望者はまず必要事項を登録し、保証金2000元を納めてアカウントとCD-ROMを取得。CD-ROMのプログラムとアカウントを使用してオークションシステムにログインする。入札は3回しか行えず、毎回100元の手数料がかかる。
複雑に聞こえるが、上海のオークション制度は北京の制度よりも優れていると専門家は指摘する。オークションを行う上海と異なり、北京は抽選でナンバープレートを割り当てる。申請者の支払う管理費もずっと低い。
中国社会科学院都市発展・環境研究センター主任を務めたことのある牛鳳瑞氏は「上海の制度はより合理的で明確に感じる」と指摘。「北京と上海の違いは上海はナンバープレートの取得希望者にお金を払わせる点にある。北京の制度は完全に運任せで、不適切な割り当てを招く可能性が高いように感じる。誰でも抽選に参加できるが、当選者全てが本当に車を買いたいわけではない」と述べた。