海外粉ミルク事件 中国企業はぬか喜びするな

海外粉ミルク事件 中国企業はぬか喜びするな。

タグ: 中国企業

発信時間: 2013-01-31 18:17:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

粉ミルクの品質が中国人消費者にとって気がかりな問題になっている。世界最大の乳製品輸出国であるニュージーランドの乳製品から、このほどジシアンジアミドが検出され、これまで海外の粉ミルクに夢中になっていた中国人を大いに驚かせた。「ニュージーランドの高品質の原料乳」ですら信じられないとすれば、自分で牛を飼って自給自足するしか道はなくなる。「人民日報」が伝えた。

海外産粉ミルクは祭り上げられていた祭壇から降りつつあるようだ。こんな時、中国の乳製品メーカーは他人の不幸を喜んではならない。なんといってもメラミン事件という消えない「前科」があるからだ。海外産粉ミルクの評判が低下したからといって、国産ミルクの評判が自動的に上がるわけではない。自動的にシェアを奪い返して、市場で高笑いできるようになるわけではない。最近の市場の動きをみてもわかることだ。国内の粉ミルク企業が考えなければならないのは、国産粉ミルクに対する中国人の信頼をどのように回復するか、さらに進んで「失地を回復する」にはどうしたらよいかということだ。

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