大まかな統計によると、およそ17の省が今年の住民1人当たり平均可処分所得の伸び率の目標を各地のGDP伸び率より高く設定した。
また、国家統計局の統計によると、2012年の中国の都市・農村部住民の平均可処分所得は2万4565元、名目成長率は前年比12.6%だった。価格要因を除いた実質成長率は9.6%で前年より1.2ポイント高く、全国のGDP伸び率7.8%を上回った。平均可処分所得の伸び率がGDPを上回ったのは3年連続となる。
中国人民大学財政金融学院の趙錫軍副院長は、「都市・農村部住民の平均可処分所得を倍にするには、経済の安定した比較的速い成長を維持するほか、所得分配構造の改革を行い、全国民が経済成長の効果を享受できるようにしなければならない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月1日