それまでの4週間に渡り、中央銀行は公開市場において、1100億元・1300億元・700億元・490億元の資金を吸収した。現時点で発表された情報によると、中央銀行は1月全体で、公開市場操作により3000億元の資金を吸収した。
1月全体で資金が純流入となったが、資金の価格中枢水準が大幅に低下し、年初以来の資金面の予想を上回る余裕が反映された。Windの統計データによると、1月全体の銀行間オーバーナイト金利は2.10%(前月比29bpダウン)で2011年6月以来最低水準に、7日物リバースレポ金利は3.05%(前月比25bpダウン)で2012年6月以来最低水準となった。
しかし月末および春節に近づくにつれ、今週より短期市場金利に上昇のすう勢が見られるようになった。木曜日の銀行間リバースレポ市場において、オーバーナイト物の金利は2.32%となり、前取引日より21bp上昇した。7日物は3.25%に小幅上昇した。春節をまたぐ中長期物の資金が注目を集めており、金利が上昇している。14日物は25bp上昇の3.57%、21日物は9bp上昇の4.16%、1カ月物は27bp上昇した。