「春運」不調も、中国航空会社の13年成長率が約20%に
2013年の「春運(旧正月期間中の帰省ラッシュ」がすでに始まり、例年では民間航空や鉄道による旅客・貨物輸送がいずれも1年で最も盛り上がる時期になるはずだった。しかし、調査機関のまとめによると、2013年の「春運」における航空便のニーズがこれまでの予想を下回る結果となり、飛行機を利用する旅客の数はまれにみる減少の状況となった。そのため、中国の航空業界にとって、2013年の「春運」は不調に終わる可能性がある。5日付中国証券報が伝えた。
一方で、業界専門家は「航空会社の業績が短期的に大幅な回復が期待できないが、航空業界の2013年通年の業績見通しは2012年を上回るものとなる。楽観的な予想では、航空会社の平均業績成長率が約20%になる」と指摘している。ただ、3、4月の業績達成状況には注意が必要だという。