環球時報:中国が「日本式の不況」に陥るのではと心配している人がいるが?
ラーディ氏:中国が日本と同じ状況に陥ることはないだろう。日本は閉鎖的で、国外からの移民が大量に流入するのを許さない。日本は1人あたり所得は高いが労働人口が減少しつつあり、経済成長率も低い。中国はより柔軟で実務的な人材政策をとっている。中国は日本と同じ過ちを繰り返さないだろう。
環球時報:高齢化が中国の経済発展を制約する要素となるか?
ラーディ氏:高齢化は経済成長にとって確かに障害となるが、その影響は過大評価されている。中国はすでに高等教育への投資拡大など、高齢化の影響を抑えるための措置を講じている。これにより労働力の質が向上するだろう。