周総裁は会議において、「中国政府はこれまで構造調整、内需拡大に力を入れてきた。政策の効果は顕著に現れており、世界の需要リバランスに重要な貢献を果たした。今後、世界の需要リバランスの要となるのは、関連国による構造改革の加速だ。特に労働市場改革、競争力の向上が重要で、中期的な財政政策の策定や経済政策の不透明感低下を通じて民間の需要を刺激し、成長を回復させるべき」と強調。また、G20に対し、各国の貯蓄水準の差が激しい原因や、貯蓄を長期投資に転化させる効果的な手段について分析するよう呼びかけた。
周総裁はこのほか、関連国に対してIMFのクォーター(出資比率)とガバナンス改革の実施を加速し、第15次クォータ一般見直しを予定通りに終わらせるよう要求。「IMFが関連国の財政・金融政策および波及効果の監督を強めることを望む」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月17日