世界黄金協会が18日に発表した2012年の第4四半期(10-12月)と通年の世界の金需要に関する報告書によると、同年の金需要は過去最高を更新して、価格換算で2364億ドルに達した。需要大国の筆頭は前年に続いてインドだったという。「京華時報」が伝えた。
昨年の金需要は過去最高の2364億ドルとなり、第4四半期は662億ドルで前年同期比6%増加し、こちらも同期の過去最高を更新した。
需要を重量で換算すると、昨年は4405.5トンで前年比4%減少した。機関投資家と中央銀行の金需要は伸びたものの、消費者の需要の低下を部分的にしか補えなかったことが減少の理由だ。昨年の金平均価格は1オンスあたり1669.0ドルで、前年の同1571.5ドルを6%上回った。