同協会投資部門のマルクス・グラブ取締役部長によると、中国とインドは国内の経済情勢が厳しいものの、引き続き世界の金需要大国であり、他国をリードしているという。
同報告書によれば、昨年の各国中央銀行による金の購入量は前年比17%増加して、534.6トンに達し、1964年以来の記録を更新した。第4四半期の購入量は145.0トンで、前年同期比29%増加した。中央銀行は8四半期連続で金の買い手となっている。
グラブ取締役部長は、「ここ数年は、中央銀行が金の売り手から買い手に変わり、いまだに勢いは衰えない。世界の公的機関の金購入量は約半世紀ぶりに過去最高に達した」と指摘する。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年2月19日