国際決済銀行(BIS)が19日発表したデータによると、1月の人民元の実質実効為替レート指数は111.83となり、2012年12月から1.5%上昇した。人民元が対米ドルで小幅上昇、対円で大幅に上昇したことが、同月の人民元実質実効為替レートが上昇した主な原因であると見られている。20日付中国証券報が伝えた。
1月の為替市場で、人民元が対米ドルで0.1%の小幅上昇だったが、日本の大規模な量的緩和政策の影響を受け、円が対主要通貨で急低下したことを反映し、人民元は対円で大幅上昇となった。1月、米ドル指数が最高80.857、最低79.093で、0.83%低下した。しかし、2月に入ってから、米ドル指数の上昇傾向が強まっている。
「中国証券報」より 2013年2月20日