円安進行、日本貿易の諸刃の剣に

円安進行、日本貿易の諸刃の剣に。 日本政府と日銀はこのほど金融緩和策を強化しており、大幅な円安を引き起こした。一部のアナリストは、「日本が金融緩和策を推進する目的は、経済成長の促進にある。そのうち、貿易成長の推進が重要視されている」と指摘した。しかし直近のデータによると、日本の貿易情勢は楽観視が許されない状況だ…

タグ: 日本貿易

発信時間: 2013-02-23 11:10:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

具体的に見ていくと、日本の1月の輸出額は前年同月比6.4%増となり、8カ月ぶりの増加となった。しかし輸入額の増加率は7.3%と、輸出を上回った。貿易商品構造を見ると、輸入額の増加率が際立ったのは依然として液化天然ガス・石油製品・原油などのエネルギー資源であり、それぞれ33.7%・11.4%・5.9%増加した。これは原発稼働停止による資源輸入の増加が、輸入額を押し上げる重要な要素であることを示している。

日本財務省は、円相場の変動もまた、1月の貿易赤字が拡大した原因の一つであるとした。

安倍晋三首相は昨年末の就任より、大規模な金融緩和を推進した事を受け、円相場が短期的に下落した。昨年1月と比べ、円の対米ドルレートは10%以上低下した。日本は輸出商品の約6割を、輸入の約8割を外貨で決済している。そのため円安は日本の貿易にとって、諸刃の剣と言える。円安は輸出企業の業績改善を促すが、その一方で米ドルなどの外貨による決済コストも増加する。

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