2月24日、中国証券監督管理委員会(証監会)から得た情報によると、証監会は既に、海外機関投資家の国内証券市場への人民元建て投資を制限付きで認可する制度『人民元適格海外機関投資家の国内証券投資の試点弁法』の改正を終えた。同『弁法』は、間もなく実施されると見られる。
また、中国大陸部の金融市場への投資を望む台湾の投資家に対し、人民元適格海外機関投資家(RQFII)制度に基づく投資枠を認めることに関しても、具体的な方法に関する研究が進んでいる。アナリストは「現在、香港には2000億元に上るRQFII投資枠がまだ利用されておらず、台湾でもRQFII制度が適用されれば、今後中国市場には新たに数千億元の資金の流入が見込まれる」との見方を示した。
「中国証券報」より 2013年2月25日